消費税とはその名の通り、消費に対して課税される税金です。 コンビニで100円のパンを買ったとします。 買っただけでは消費はしていないので、そのパンを食べた時に8円払う、 というのがその名に相応しい納税のタイミングのはずです。 ところが、その買ったパンをいつ食べたかなんて誰にもわからないので、 現実にはそのような徴収方法は不可能です。 そこで消費者は事前にコンビニに消費税8円を含む対価を払っておいて、 コンビニが消費者から受領した対価に含まれる消費税8円を国に納めるという方法が取られています。 仕入れも考慮してみます。 コンビニはそのパンを売るために、 パン工場から60円で仕入れていた場合、消費税は4円。 コンビニは消費者から受領した消費税8円からパン工場に支払った4円を差引いた差額の4円を納めます。 パン工場が4円、コンビニが4円、計8円の消費税が国に納められることとなります。 よく出来た仕組みです。 京都 税理士|加来昇税理士事務所